おもちゃのサブスクは、幼児の年齢に適合した玩具を選んで送ってくれるサービスです。しかしその選定能力に関しては各社さまざまであり、サービスによっては年齢に合ったものを送っているのかどうか疑問を感じるレベルの場合も少なくありません。ここではおもちゃのサブスクを利用する前に、しっかりと年齢ごとのおおよその目安となる適合した玩具とその性質を見ていきましょう。0～1歳のタイミングには、各種発達段階に合わせた玩具が必要となります。

特に身体の動かし方を学ぶ段階であり、音が出たり叩く・握るの動作が体験できたり、目・身体で追いかけるといった機能を補助するものが適しています。ベビージムなど身体をフルに動かすもの、積む・崩すなどのギミックを取り入れたものが主体です。続いて1～2歳の時期は、自分が起こした動作に対して反応が返ってくる玩具が適しています。開いたり閉じたり、転がしたり振り下ろしたりといったアクションを通じて指先・手足の運動を促します。

ブロックや数字遊び、音遊びなどリアクションが返ってくる玩具が中心です。2～4歳になると考えて行動、そしてその結果を得るといった流れをメインとする玩具が最適です。記憶してその答え合わせをしたり、組み立てたり規則性を見出したりといったグッズがよく選ばれます。またごっこ遊びができるもの、繰り返し動作を行うことで記憶学習の基礎になるものが良いです。

4～6歳の時期になれば集中力の積み重ねや、問題解決のための思考能力を重視する玩具が選ばれます。就学に向けて準備を整える性質があり、想像力を育んだりゴールへの道筋を考えるようなものが適しています。おもちゃのサブスクを選ぶ場合、こういった4つの時期を想定しているものに候補を絞ればサービス選びの失敗が少なくなるでしょう。